見せ合い授業(数学)

 本年度も校内研究の一環である一人一実践として見せ合い授業を行います。
1回目(10月3日)は数学科。数学科の研究主題は「楽しみながら思考する授業の工夫。」 単元は1年の1次方程式。方法は常勤の先生が授業を見学し考察カードに記入します。それを基に校内研究で検討します。他の学年の授業は非常勤の先生が担当します。

今日の学習のねらいは「方程式って何?」imgp1222
導入で,ボトルキャップを集めると何になる?「ワクチン。」 ボトルキャップ約860個でワクチン1本。
ボトルキャップを集めるのは,地球環境問題・資源活用・国際貢献のため。
清流祭で地域の方に集めていただいたボトルキャップはゴミ袋約10。
ここまでは教科を横断した学習でもあり道徳の内容を含んでいる。

ここからが数学科。清流祭で集めたボトルキャップの数を知るには?
「一つ一つ数える」「数える機械を作る」「溶かして…」「特定の容器に入れて数えて何杯分か」「全体の重さを調べて,それから袋の重さを引き,1個の重さで割る」 豊かな発想です。
課題提示:キャップ1個2g,全体の重さ2㎏,段ボール400gのとき,キャップの数は?
 (2000-400)÷2=800 よくできましたが,これでは方程式ではありません…
等式を使って表すと,2X=2000-400  (2000-400)÷2=X となる。

生徒たちは自分が考えたことを分かりやすく発表していました。みごとでした。

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